活動報告

活動報告:7月2日

活動報告

2010.11.26 SDM研究科提携農園ホウレン草配布

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7月2日、由仁町三田村農園の一画にある「まるほり野菜園」にプチ援農へ。農場主の堀内剛さんは、この夏6月に新規就農され「まるほり野菜園」を立ち上げた農業者ルーキーです。当日の参加者は林代表を含め6名。ナスの誘引(枝が密生しないよう、ヒモや支柱に固定し広げる作業)とハウスの支柱立て、摘果などをお手伝いしてきました。その後、食事をしながら就農に至るプロセス、今後の営農計画などをインタビュー。

堀内さんは、東京農大大学院修了後、「農」で起業を志し、まず由仁町の農業生産法人ファーム大塚に就職し、農の現場でその基礎を実習。その後、株式会社アレフ、および関連会社の農業生産法人えこりん村にて農作業・園芸事業に従事しながら農ビジネスのノウハウも習得。昨年2011年、「農で起業」を気力・体力・経験が充実しているうちにと、えこりん村を退社、就農活動を開始されました。

昨年の夏に開催された農都共生研究会のワークショップに参加し、同じテーブルに同席していた座長の三田村雅人さんとの出会いが就農への足がかりとなったとのこと。2012年からは三田村さんの農地の一部、約0.5ha(5反)を借り受け、野菜農家としてめでたく新規就農。

栽培品目は、トマト、ナス、ピーマン、サヤインゲン、スイートコーン、ズッキーニ、辛味ダイコンの7品目・100品種が目標。少品目多品種の栽培で、レシピ付きなど提案型の販売を目指しています。消費者とのコミュニケーションも大切にし、摘み取り体験や「めずらし野菜宅配便」も計画中。なるほど、ピーマンのハウスには、バナナピーマンやこどもピーマンなど珍しい品種がいろいろ。堀内さんの畑から採れたユニーク野菜が食卓に新たな彩りを添え、食の楽しみをますます広げてくれそうです。(安田記)