活動報告:6月29日
6月29日、初夏の日差しが眩しく、気温もすでに夏の様に暑かったこの日、昨年から視察を希望していた「いいね!農style 豊滝農場」を視察訪問しました。出迎えてくれたのは、この農園の管理者で北海道アルバイト情報社の板垣さん。畑の管理がある日は会社に寄ってから、農園に来ているとか。この農園を大切に管理しているのがお話からひしひしと感じられます。
この農場は北海道アルバイト情報社の実践・実験農場として有機農業を基本としています。また社員の福祉厚生施設としても利用されており、収穫した野菜などは社員に販売もされている様です。畑の広さは300坪、周りには池や林などがあり、敷地全体の広さは1,000坪ほどになります。育てているのは野菜やハーブなど100品種ほど。豆やトマト、ジャガイモ、きゅうり、なす、イチゴなどに加えて、珍しい作物としてはソラマメ、落花生なども。実験としてアーモンドの木も植えており、越冬できるかが今後のポイントになるようです。
一通り園内の説明を受けた後、体験としてミニトマト、イチゴ、きゅうりを収穫させていただきました。そして、この日のランチは手作りピザです。粉をこねて生地を作って、収穫したトマトをのせていきます。後はお好みでチーズやピーマンなどをトッピングして下準備は完了。特製の焼き釜に火をおこし、温度が上がってきたところで入れて一気に焼き上げます。収穫したきゅうりやイチゴ、摘みたてハーブで作ったお茶など、豪華で美味しいランチに全員大満足でした。この様な農場での体験を今後は地域の小学校へも紹介して、課外授業として受入れをしていく予定とのこと。きっと子ども達は大喜びすることでしょう。
収穫して食べきれなかったイチゴ、トマト、きゅうりはお土産としてお持ち帰りさせていただきました。今回の視察で、実際に農場を持つことは大変な手間のかかることで、決して採算の合う物ではない様ですが、社内の福祉厚生、地域や社会に還元するという意味で、大きな意義がある活動だと感じました。忙しい中、北海道アルバイト情報社の皆様には視察を受け入れて頂き、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。