活動報告:8月8日
8月8日、農都共生研究会の幹事の一人、伊藤新さん(北海道アルバイト情報社「いいね!農スタイル」担当)の案内により、北海道アルバイト情報社が運営する豊滝ファーム(札幌市南区)を、農都共生研究会有志で視察訪問しました。
ここは、北海道アルバイト情報社の実践・実験農場として、有機農業を基本としています。広さ300坪の畑のほか、池や林等があり、全体で1000坪ほどの農園です。トマト、キュウリなどの野菜やハーブなど100品種ほどが、整然と植えられています。去年、実験として植えられたアーモンドは、アメリカ・カリフォルニアなど温かい地域で栽培されることが多いため、冬の寒さが心配でしたが、何本か根付いたものもあり、その耐寒性に驚きました。
社員の福利厚生施設として、収穫祭などのイベント等にも利用され、農産物は、格安な値段で社内販売され、社員に好評とのことです。また、社会活動の一つとして、北野中学校特別支援学級の生徒さんたちの受け入れもして、収穫体験やピザ作り体験が、参加者のみなさんから喜ばれています。
農場担当の板垣さんに教えて貰いながら、トマト、ピーマンなどの収穫体験のあと、ランチ用のピザ作りをしました。ビニール袋に粉や水などの材料を入れてこねて、温かい場所におくこと30分ほどで、ふんわりとしたピザ生地の出来上がり。とれたてのトマト、ピーマン、ズッキーニなどをトッピングして、レンガで手作りしたピザ窯で、焼き上げました。とれたての野菜のサラダ、摘みたてのハーブで作ったお茶とともに、水辺の木陰にしつらえたテーブルで頂きました。美しい農園を眺めながら頂く、ゆったりとしたランチタイム。まさに、農村でゆっくりと過ごす、グリーンツーズムを満喫する時間となりました。
こうしたグリーンツーリズムを始め、農都共生の実践の素晴らしさを、より多くの方達に伝えていきたいと、改めて感じたのでした。